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【モスクワ=黒川信雄】ロシアのプーチン大統領は9日、モスクワでドイツのガブリエル外相と会談し、メルケル独首相の訪露を「心待ちにしている」と語りました。インタファクス通信が伝えました。ガブリエル氏も「彼女の訪露の可能性に期待する」と応じ、シュタインマイヤー大統領も訪露するとの見通しを示しました。
プーチン氏は欧州連合(EU)の中心的な存在であるドイツ首脳の訪露を促すことで、欧州との関係改善に強い意欲を示した格好です。プーチン氏は両国関係をめぐり「完全な正常化が必要だ」とも語りました。